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スタンリー・キューブリック「突撃」映画パンフレット

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下調べもなく何とはなしにまた更新しちゃいます。

「スパルタカス」「時計じかけのオレンジ」「フルメタル・ジャケット」に次ぎ4回目となる、これもまた大変ご無沙汰している映画パンフレットの紹介投稿。今回はスタンリー・キューブリック長編作品4本目である「突撃(1957年)」の映画パンフレットをお送りします。
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「突撃」の劇場公開は1957(昭和32)年12月。日本での公開はそれから2ヶ月遅れの1958年2月公開、まだスタンリー・キューブリックではなく”スタンリー・カブリック”と称される頃であります。国内で出回っているパンフレットは大きく分けて2種あるようで、緑Ver.(振り返りVer.)と赤Ver.が存在。緑Ver.の人気が高いのか数が出回っていないのか、ヤフオクなどでも高騰しがち。あと、単純にこの表紙が格好いいんですよね。業務上の先輩に映画パンフマニアの方がいるのですが、緑Ver.はいいねぇとしみじみ誉め称えていただけます^^
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中身について触れると、
緑Ver.は冒頭に日英各表記でキャスト・クレジット、全て英文で記された見開きのシノプシス、次の見開きに”ものがたり”と題された日本語訳のシノプシス、解説1P、撮影秘話を紹介する”エピソード”と”世界各誌の批評”で1P、上野一郎氏による論評”突撃について”2P、8名の著名人による”「突撃」に集る各界の賛辞”、カーク・ダグラス〜キューブリックの紹介文、最後の見開き2Pと表4面は広告です。表回りも入れると全16ページ組み。A4判、中面はモノクロ、表1・表4のみカラー。

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赤Ver.も日英各表記でキャスト・クレジット、解説(赤Ver.独自の文章)、”製作者と監督のこと”とされた緑Ver.の”解説”文と同文、”物語”も緑Ver.にあったものと(段落位置が異なる)同文、”スタア☆メモ”は緑Ver,の紹介文と土台は同じもので長文バージョンといったところ、最後は”エピソード”も同じ文章が付され、”米各紙絶賛!”は緑Ver.の批評を若干ずつ短めて収録している。表4面は広告です。表回りを含む全12ページ組み。B4判、中面はモノクロ、表1・表4のみカラー。

それぞれ比べると、元の文章素材は同じもので情報量がそれぞれ長短変えられている。赤Ver.は一回り小ぶりなんだけど文章が多い部分もあるんですね。
あと、何と言ってもSTANLEY KUBRICKの表記。緑Ver.はKUBRICKじゃなくてパンフレット上の英語もSTANLEY “KABRICK”と表記、、”U”ではなく” A”と2箇所も。。いやこれ単純に誤字ですよ。

ちなみに手に入れたのは赤Ver.がヤフオク、緑Ver.もヤフオクかも知れませんが記憶が定かではなく。赤は(復刻版含め)最安値だと確か400円くらいで取引されてましたっけ。緑は結構高騰しているようですが、わたくし奇跡的に1,200円くらいでした。

さて、映画パンフレットといえば、現在講談社さんが刊行中の隔週刊ゴジラ全映画DVDコレクターズBOXの24号、「ゴジラvsビオランテ」じゃないですか(!)。これの何がすごいかって公開当時の映画パンフをまんま復刻して封入してくれてるんです。もう本屋さんで目にした時、一瞬幼少の頃に戻ったような不思議な衝撃を受けてしまいました。もちろん当時せがみ買い与えられたパンフも大切ーーに所有しているんですが、もう何千何万と見続けたためボロッボロなジャンク状態で。その分宝物ですけどね。「vsビオランテ」の”映画パンフレット”と”下敷き”って今のわたしが組成されるルーツみたいなもので、キューブリック馬鹿になるもっと以前から、「おとなになったら東京にいく!」って言い始めた根源を司るアイテムでした。真に粋な企画をありがとう講談社さん。みんな、盛大に買おうぜ!(チャー研風)。
DAv-MEhVYAAMHZb.jpg ●<ゴジラvsビオランテ:amazon

そしてそろそろ、ここ数年ずっと沈黙し続ける日本でのキューブリック文献も新刊お願い申し上げます(久々に出たキネ旬さんのは過去本からの抜粋だったし)。
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河出書房新社・新潮文庫「ロリータ/ウラジミール・ナボコフ著」(原作小説)

Category : スタンリー・キューブリックの本/書籍・アプリ
なんだか全然更新してないなぁーと思い、久し振りに書籍なんか紹介してみる。実は書籍カテゴリの更新って2年振りなんですね、、、ぼちぼち洋書買ったりしてるんですが怠けてます。。。
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さて、原作本紹介も6本目ってことで、スタンリー・キューブリック長編作品6本目である「ロリータ(1962年)」の原作本ウラジミール・ナボコフの「ロリータ/LOLITA(1955年)」をご紹介。
ロシア生まれの米国人(帰化)、ウラジミール・ナボコフが初めて英語で書いた作品で、第1部・第2部から成る長編として1954年に完成。が、当時アメリカの企業はどこも出版を拒み、結局翌1955年にパリの出版社から英語版を刊行、発禁処分を受けたそうで。1958年にはアメリカの出版社からも発売されベストセラーになり、他世界で物議と度重なる発禁を受けながら今に至ります(ざっくり)。
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日本では1959年2月に河出書房新社から「ロリータ 上・下巻/大久保康雄(の名義で実際は高橋豊とのこと)」が初の刊行。わたしが所有しているのは映画「ロリータ」公開年である1962(昭和37)年7月初版のモノ。定価は280円。カバーの無いペーパーブック形式の書籍で、表紙には映画のポスターイメージが採用されています。ピンクを基調とした表紙や表4面のスー・リオンが、ペーパーブックということもあり洋書っぽい雰囲気を醸してくれます。中を開くと映画のスチールグラビアが4ページ分。ここもドロレス嬢推し。中身は、はしがき、第一部、第二部、翻訳者による解説(あとがき)が掲載されています。
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そして、もう一冊所有しておりますのが1980年5月に刊行された新潮文庫版「ロリータ」。定価743円税抜。中の構成は、はしがき、第一部、第二部、ナボコフによる1956年のロリータ評論「ロリータについて」、翻訳者による解説(あとがき)。ナボコフ自身によるロリータ評論が記されているのは有り難い。また、翻訳者名義は先の書籍と同じく大久保康雄で、この本の巻末にも1959年2月河出書房新社から刊行されたものである旨が記されていますが、2冊を比較すると”はしがき”から”翻訳者による解説(あとがき)”に至るまでかなりの修正が加えられています。特に小説本文は随分異なる印象になっており、これ、誤訳への批判から同出版社から改訳版が出された経緯によるものとのこと。恐らく1959年版も誤訳対応の改訳版で、1980年版は更なる手直しが行われたらしい。
結局、2005年に若島正氏による新訳版が新潮社から出版されており、もしかするとこれから読まれる際にはこちらの方が好ましいのかも知れない。
●<「ロリータ」1980年刊行版・河出書房新社:amazon
●<「ロリータ」2005年刊行若島正訳・新潮文庫:amazon
尚、1939年に書かれた「ロリータ」の原型とされる作品があり、日本では1991年に河出書房新社が「魅惑者/露:Volshebnik (Волшебник)、英:The Enchanter」というタイトルで刊行している。しかし、存命中のナボコフとしては草稿だったのか未発表作品として扱われており、日本wikiへ誰かが記した1939年にパリで出版されたというのは間違いのようである。こちらもご興味があれば。
●<「魅惑者」河出書房新社:amazon

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今年に入りPC壁紙をスー・リオン嬢にしていたところ、同僚から「そう言えば壁紙ロリータでしたよね!」と切り込まれ、久し振りに思いがけない映画話しに沸いてしまいました。彼は「アイズ ワイド シャット」が大好きだったらしく、しかも同席者がベルイマン好きだったこともあり、シュニッツラー原作繋がりでマックス・オフュルスの話題にまで発展するキューブリックループとなり、次に出してきたのがホドロフスキーだったので最終的にカルト映画大会で「フォービデン・ゾーン」にまで話題が及ぶという悪ノリも(笑) あぁ映画観たい、、、

さ、今回は更新対策の投稿なので読み直しをせず、こんな本あるよーレベルの投稿でご勘弁を。今回みたいにライトな感じの書籍紹介ができれば数十回分は更新できるんですけど、また気が向いた時にサラッとやりまーす。では。

「スタンリー・キューブリック:ニュー・パースペクティブ」を購入

Category : スタンリー・キューブリックの本/書籍・アプリ
元気ですか!!!
嬉しい楽しいOFF日がやってきました\^o^/

と、そうこうしていたら前回こちら●<【洋書】「スタンリー・キューブリック:ニュー・パースペクティブ」6月発売>で投稿した同書籍が発売日を迎えAmazon便が到着。洋書で読めませんし^^; 前回記したので書くことは殆どないんですが、モノホンを画像でお届けします^^
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結構大判24.9×20cm。ヨコに置いたのはサイズ比較用のスパルタカスCD。
ひっくり返して表4面と、ヨコに置いたのはキューブリック展公式BOOK。
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厚さはキューブリック本史上なかなかのもので3.4cm。本文的にも「スタンリー・キューブリック ドラマ&影:写真1945-1950」を上回る厚さ。MYキューブリック棚に並べても分厚いなぁ〜と。
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スチール掲載は言う程多くはなく、キューブリック展公式BOOKから比較すると1/3くらいの画像点数かな。香盤表とか載ってて、キューブリックの現場もやっぱ朝早くから撮影してんだな〜なんて。
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●<Stanley Kubrick: New Perspectives:Amazon
この本、英語がわかる方には相当内容が濃い本なのかも知れません。この手の洋書を手に取りたい方には、ビジュアル見る分にキューブリック展公式BOOKがお勧めですね、眺めるだけで楽しいし。

さてさて、折角のOFFなのにタイミングを合わせたようにムービーマスターズの都内上映がないんですって(泣) お陰で「バリー・リンドン」も「フルメタル・ジャケット」もDVD鑑賞お預け状態が続いております…。行きたいイベント事も尽くタイミングがズレており、ひたすら映画を観るしかないという、、、結局また岡本喜八「沖縄決戦」観てました。前作が素晴らしくて楽しみにしていたリメイク版「猿の惑星」は残念ながら不発気味、マックス・オフュルス「たそがれの女心」は全編通してカメラワークがどうなってんだか素晴らしいもの、、、。TSUTAYAへ行けば観たい映画がハンパなく、、、

ってことであすからまたONであります\^o^/

【洋書】「スタンリー・キューブリック:ニュー・パースペクティブ」6月発売

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スクリーンに映る「アイズ ワイド シャット」のニコールって信じられないくらい美しい、と胸の奥で乱反射している禁断症状のこじかです。
STANLEY KUBRICK NEW PERSPECTIVES
さて、ロンドン芸術大学/University of the Arts Londonに寄付されたキューブリック秘蔵品の数々を、まとめ、分析する書籍「STANLEY KUBRICK: NEW PERSPECTIVES」が2015年6月16日に発売決定。昨(2014)年8月8日から9月27日までロンドンの”WORK Gallery”で行われたイベント”STANLEY KUBRICK: NEW PERSPECTIVES”からの派生本である模様。同種で言えばスタンリー・キューブリック展で発売された本⇒●<スタンリー・キューブリック展公式BOOK>が近いと思いますが、今回もまたスタンリー・キューブリック・アーカイブス(ロンドン芸術大学)所蔵の蔵出し品&スチールが多数掲載される様で。イベントを企画したマリアンヌ ・ テンプルトン氏の公式HPには昨年開催時の様子が、そして今回の書籍内容は出版社のプレス発表で少し垣間見ることができます。
●<開催時の様子:マリアンヌ ・ テンプルトン
●<プレス:出版社Black Dog Publishing
●<販売頁:出版社Black Dog Publishing

●<Stanley Kubrick: New Perspectives:Amazon
もちろん日本のAmazonにも既に購入頁、、、これは速攻でポチりましょう。洋書でも買いたいと思わせるようなキューブリック本、久々じゃありませんか。一ヶ月先へ生きる楽しみがまた増えました。

書籍「スタンリー・キューブリック・アーカイブス」二度目の廉価版を発売

Category : スタンリー・キューブリックの本/書籍・アプリ
画像を見てびっくり。
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ドイツのタッシェン社「スタンリー・キューブリック・アーカイブス/The Stanley Kubrick Archives」が、なんと縦長(!)になって2015年8月1日に再発売されるらしい。価格はグーンと抑えて$17.99(日本のAmazonでは2,399円、安い!)。これまでに発売されたワイドで大きい化粧箱付きの初(2005年)版が$200、少しコンパクトになった廉価(2008年)版が$69.99、これ等から考えると随分とお求めやすい価格設定。縦長サイズとなり中身のボリュームや書籍内レイアウトはどうなるのか、写真も素晴らしい元の544ページ分がこの価格へ収められるのなら奇跡のような商品になりますね、果たして。

日本のAmazonさんでも既にエントリー。
●<The Stanley Kubrick Archives(2015):Amazon日本
●<The Stanley Kubrick Archives(2015):Amazon.com

いや待てない、って方は買うことヽ(`-´)ノ↓
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●<The Stanley Kubrick Archives(2005):Amazon
●<The Stanley Kubrick Archives(2008):Amazon

もちろんどれも英語版となりますので、この廉価再販で沸き上がるのは邦訳版の待望論。出版社さま、この機会に如何でしょうか。

プロフィール

こじか

Author:こじか
こんにちは。邦画洋画を問わず映画ファンである以上に、スタンリー・キューブリックファンであるこじかです。わたくし自身が極めて神経質なネタバレ嫌いのため、作品への記述・画像にも同様の配慮を図り、映画論評も書かないスタンスで進めます。のんびりポジティブに。その他、好きなものも極たまに登場。よろしくお願いします。

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