「時計じかけのオレンジ」原作小説50周年催事およびミュージカル上演

Category : スタンリー・キューブリックの催事
イギリス・マンチェスターの国際アンソニー•バージェス財団が、2012年6月28日~7月1日に催した「“時計じかけのオレンジ”の50年/Fifty Years Of A Clockwork Orange」を閉幕された模様。以前こちら⇒●<「時計じかけのオレンジ」舞台ミュージカル化>で紹介した記事の追報でもあります。
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2003年に設立された国際アンソニー•バージェス財団/The International Anthony Burgess Foundationは、アンソニー・バージェスの人物像やその著作物に関する情報支援をしている慈善団体。今回は原作小説「時計じかけのオレンジ(1962年)」50周年企画として催され、講義・講演会・討論会・音楽会など硬派な演目が並んだとのこと。演目のキーワードを拾うと、ベートーヴェン、アート、警察、アンディ・ウォーホル、旧約聖書、スラング、翻訳の問題点などなどかなり濃い目のものが並んでいます。また、併せてスタンリー・キューブリック監督作品・映画「時計じかけのオレンジ(1971年)」、さらにはミシェル・シマンが監督に名を連ねた「時計じかけ~」ドキュメンタリー「Once Upon a Time… A Clockwork Orange(2011年)」の上映も。
●<催事プログラムリスト:公式BLOG
●<催事告知:公式BLOG
●<国際アンソニー•バージェス財団:公式HP

そして、当催事では幻のバージェス版“ミュージカル”「時計じかけのオレンジ」も初お披露目。舞台作品としてのミュージカルだったのか、音楽会の一環として上演されたのかは定かではありませんが、テノール歌手ティモシー•ラングストン演ずるアレックスと、マンチェスター室内合唱団演ずるドルーグが山高帽着用で挑んだとか。歌詞はナッドサッド語を含み、小説冒頭から度々登場する“What's it gonna be then, eh?”(日本語訳「そのあと、どうなるんだ、えぇ?」)をコーラスとして繰り返し使用。で、気になる歌のタイトルは「ultra-violence」「the old in-out」・・・。ちょ、バージェスこれ…。
●<音楽・A musical Clockwork Orange: BBC NEWS
●<記事・Clockwork Orange songs make debut:BBC NEWS

ちなみに、ロイヤル・シェークスピア・カンパニーによって1990年にミュージカル上演されたようですが、その際はバージェスの曲を使用せず、U2のボノとエッジによる楽曲で上演されたようです。これ、バージェスは批判的だったらしい。


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